月曜日, 12月 2, 2024

面接時に退職理由を伝える際の注意点

介護職に限らず、転職する時の面接でほぼ確実に聞かれるのが退職理由です。退職理由は人によって様々であり、キャリアアップなどのポジティブな理由で退職する人がいます。しかしポジティブな理由で転職する人ばかりではありません。ネガティブな理由で職場を辞めた人も少なからずいるはずです。むしろ本音と建前を使い分け、仕事を辞めた本当の理由を隠している介護職も多いです。

ネガティブな理由で退職した介護職の中には、退職理由を聞かれた際にこれらの理由を答えてしまう人も少なくありません。しかしここで注意しておきたいのはネガティブな退職理由は素直に伝えてはいけないという点です。介護業界では人間関係などを理由にして退職する人が多いため、面接する段階で面接する側もある程度退職理由を把握している可能性はあります。ただこれらの理由を素直に伝えてしまうと、不満があったらすぐにやめてしまうのではないかと懸念されてしまうこともあるのです。

このため退職理由を伝える時には、すぐにやめてしまうのではないかと相手に心配させないように配慮する必要が出てきます。特にネガティブな退職理由だった場合はストレートに伝えるのではなく、ポジティブな内容に変えて伝えることが必要です。例えば人間関係が退職理由だった場合は、人間関係が良好なところに転職したいなど、前向きに考えていることをアピールしていきます。ちなみにどんな退職理由であったとしても嘘を伝えてしまうと不信感を持たれてしまう可能性があるので、退職理由は隠したり嘘をつかないことも重要です。このように、介護職が採用面接で前職の退職理由を伝える時には、誠実さと前向きな姿勢をアピールすることが大切なポイントとなっています。